木村 好伸
鮨m
プロフィール
神戸市出身。米国・Johnson & Wales UniversityにてFood Service Managementを専攻後、ニューヨークのレストランでソムリエとしてキャリアをスタート。帰国後は南青山「NARISAWA」にて10年間ヘッドソムリエを務め、世界各国で日本酒・ワイン・カクテルとの革新的なペアリングを展開。2019年、東京・表参道にて鮨と飲料の新たな融合を提案する「鮨m」を開業。以降、国内外のレストラン・ワインメーカー・蔵元・蒸留所・コーヒーショップとのコラボレーションを通じ、食と飲み物の可能性を広げ続けている。
レビュー
第一印象は柔らかいが、リコリスや白胡椒のスパイス感が重なり、香りに奥行きを与える。それらの複雑な要素を、乳酸由来の厚みのある酸が包み込み、味わい全体をしなやかにまとめている。
投稿日: 2026年10月10日
レモングラスの清涼感に、リコリスやホワイトペッパーのスパイスが重なり、黒文字を思わせる爽やかでオリエンタルな香りが立ち上がる。さらに金柑のコンポートのような、ほろ苦さを伴う柔らかな果実香。口当たりは繊細で、ボディはあえて主張しすぎず軽やか。その分、香りの輪郭がより鮮明に感じられ、金柑やハーブ、スパイスのニュアンスがすとんと素直に余韻へと落ちていく。透明感のある端正なシャルドネ。
投稿日: 2026年10月10日
口に含むと、そのフレッシュな香りが次第にほどけ、麦由来の穏やかな甘香ばしさが現れる。 余韻にかけては、焼きたてのブリオッシュを思わせる酵母のニュアンスと、ほのかにトースティーな香りへ。 ひとつのグラスの中で、瑞々しい果実から穀物の甘み、香ばしさへと表情を変えていく。
投稿日: 2026年10月10日
ボディは優しく滑らかで、口当たりも軽やか。口内で温度が少しずつ上がるにつれて、最初は隠れていた香りがゆっくりと開き、米の旨味と重なりながら表情を増していく。温度の変化とともに、この酒が持つ個性が自然にほどけていくような印象。
投稿日: 2026年10月10日
そこにほのかなバニラビーンズ、白胡麻や白玉のような柔らかな香りが重なる。口に含み、温度がゆっくりと上がっていくにつれて、白玉や米の甘みなど、どこか和菓子を思わせるニュアンスへと変化していく。酸は比較的高めで、ふくらみのある優しい甘みをきれいに引き締めてくれる。余韻は重たさを残さず、柔らかな酸とともにすっと切れていく。
投稿日: 2026年10月10日
そこからゆっくりと、マスクメロンのような熟した果実の香りが現れてくる。口に含んだ瞬間はすっきりとしているが、口内の温度でわずかに温度が上がると、味わいが一気にまろやかに。メロンの甘やかな香りとクリーミーな質感が重なり、どこかクリームソーダを思わせるニュアンスへと変化する。温度によって香りと味わいの印象がきれいに移り変わっていく。
投稿日: 2026年10月10日
金木犀やバラの花を思わせる香りから、ライチなどの南国系フルーツへと広がっていく。味わいにも香りと同じ華やかさがあり、甘さはとてもナチュラル。口に含むと、まるでココナッツミルクを思わせるような、柔らかくクリーミーなニュアンスが現れる。それでいて甘さが前に出すぎることはなく、奥には米由来の繊細で優しい甘みがきちんと残り、華やかな香りと自然に重なっていく。
投稿日: 2026年10月10日
その奥から青りんごや洋梨を思わせる、みずみずしい香りがゆっくりと現れる。口に含むと米の旨味が素直に広がり、ほのかな甘みとともに丸みのある味わいに。無ろ過らしいふくらみはありながら、重たさは感じさせない。温度が少し上がると米や穀物のニュアンスがよりはっきりとし、最後は酸が優しく輪郭をつくり、米の甘みを残しながらすっと切れていく。
投稿日: 2026年10月10日
栗きんとんを思わせるほっくりとした甘い香り。水割りでは柑橘の皮を連想させる爽やかなニュアンスが現れ、ソーダ割りではフレッシュな果実味が際立つ。お湯割りにすると和菓子のような甘い香りがふくらみ、一杯ごとに異なる表情を楽しめる芋焼酎。
投稿日: 2026年07月18日
白ごまや杏仁を思わせる香ばしく甘やかな香り。口当たりはなめらかで、米のふくよかな旨味と穏やかな酸が調和する。余韻には香ばしさと敢えてやさしい甘さを残す酒質設計、冷酒から常温まで残された甘さが表現を変えれるイメージ。
投稿日: 2026年07月18日