
星山 厚豪
Yakiniku House れんがや 店長
プロフィール
兵庫県姫路市をベースとするワインと日本酒のプロフェッショナル。米国のサイトであるRobert Parker Wine Advocateのレヴュアーを務めた経験を持ち、現在は英国で行われるInter National Wine Challengeにてワインと日本酒の評価に携わっている。また、世界最難関のワインの資格であるMasters of Wine studentとして日々学びを深めている。WSET Diploma, A.S.I. International Sommelier Diploma, J.S.A. Sommelier Excellence, WEST Sake level 3, J.S.A. Sake Diploma等の資格を有する。
レビュー

吟醸酒を思わせるようなクリーンで繊細なアロマ。もぎたてのバナナや煎餅を主体に、笹餅や蒸した栗のキャラクターが奥行を与える。アルコールによるまろやかさに活力を与える若々しい刺激。麹のような旨味を想起させるフレーヴァーやかすかな苦みによる複雑性を示しながらも、全体としては凛としたエレガンスを感じさせるスタイル。
投稿日: 2025年10月07日

果実やハーブとともに発展による複雑性。プラムやタイムにナツメグ。植物的なタッチがフレッシュ感や品種の個性を示す。やや高めの酸によるジューシーな口当たりを引き締めるタンニンによるフィニッシュ。
投稿日: 2025年10月07日

上品に抑制されたフルーツやフローラルなニュアンスに折り重なるベーキングスパイスや黒糖の奥ゆき。リフレッシュさせる酸味が長い余韻に緊張感を与え、凝縮した果実のフレーヴァーを引き立てる。磨きこまれたタンニンと溶け込んだオークが示すクラフトマンシップ。
投稿日: 2025年10月07日

濃い紫を帯びたブラックチェリーカラー。フローラルな中に野性味を見せる香りの印象。軽く潰したブラックベリーやスミレの花。穏やかに香るベーキングスパイスに溶け込んだワイルドハーブやなめし皮。タンニンの骨格にささえられたミディアムボディー。フルーツやフローラルなフレーヴァーに深みを与えるグリルした肉のヒントと酸による長い余韻。野性味がワインメーキングのフィロソフィーを表現する。
投稿日: 2025年10月07日

やや淡いルビーガーネット。フレッシュフルーツとともに、発展的な印象のアロマ。サワーチェリーのリキュール、甘草にクローヴやバルサミックなトーン。かすかに香るタールやスモーク。口中ではフローラルな印象とともに、味わいを引き締める酸味によるエレガンスが感じられる。やや軽めのボディーながら、中程度のチョーキーなタンニンが味わいの充実感を示す。
投稿日: 2025年10月07日

淡いレモンイエローにグレーのタッチ。穏やかながら奥行きのあるアロマ。カボス等の和柑橘の皮、旨味を思わせるイーストのヒント。空気に触れると白桃や白い花のアロマが広がる。畑の標高の高さを感じさせる溌剌とした酸がもぎたての果実のフレーヴァーを引き立て、テクスチャーの柔らかさと調和する。旨味を帯びたフェノリクスが余韻の複雑性に寄与す
投稿日: 2025年10月07日