都農ワイン

宮崎県都農町の高台に広がる「都農ワイン」は、尾鈴連山と日向灘に抱かれた豊かな自然を背景に誕生しました。降雨量4,000ミリを超える厳しい環境に挑みながら、「いいぶどうがいいワインをつくる」という信念のもと、地域の農家とともに地元産ぶどう100％のワイン造りを続けています。

自社農園ではシャルドネやソーヴィニヨン・ブラン、シラー、ピノ・ノワール、マスカット・ベリーAなど多彩な品種を栽培。湿潤な気候に合わせて工夫した平棚仕立てにより、品質と収穫量を安定させています。醸造では最新設備と職人の技を組み合わせ、その年のぶどうを最大限に生かす方法を選択。フレッシュな新酒から樽熟成のシャルドネ、スパークリング「百二」、さらにはグラッパやリキュールまで、表現の幅を広げています。

自然条件を克服し、土地の個性を映すワインを生み出してきた都農ワイン。南国宮崎から世界へ届けられるその味わいは、挑戦と探究心の結晶です。