焼酎
酒蔵について
北に万吉山、南に矢筈岳や黒岳を従える宮崎県有数の山域、尾鈴山塊。その主稜が標高1405.2メートルの「尾鈴山」です。尾鈴山の年間降水量は3000ミリともいわれ、矢研の滝をはじめ、大小30あまりの瀑布(滝)を擁するほど水の豊かな山域として知られています。「酒造りは水に始まる」と古くから世界中で語り継がれてきたように、良質な水を探し求めてたどり着いたのがこの尾鈴山でした。黒木本店の別蔵として尾鈴山蒸留所が開設されたのが1998年。杉、ヒノキ、ブナ、カエデ、ミズナラなどの様々な木々に囲まれ、鳥のさえずりと清流のせせらぎがあたりを包む環境の中で、人と自然が一体となった酒造りがおこなわれています。ここでしか造れない。ここでしか造らない。それが尾鈴山蒸留所の一徹な蒸留酒造りです。