日本酒
酒蔵について
三重県多気郡大台町に蔵を構える元坂酒造は、1805年(文化2年)に創業し、現在は6代目・元坂新氏が蔵を率いています。代表銘柄「酒屋八兵衛」は、「グラス一杯の驚きよりも一晩の安らぎ」をコンセプトに、食事に寄り添い飲み飽きしない晩酌酒を目指して醸されています。華やかな香りを抑え、米の旨味を引き出す純米造りを基本とし、山廃酛を用いた仕込みにも挑戦。自社田では、山田錦や出羽燦々のほか、絶滅していた日本最古の酒米品種「伊勢錦」の復活栽培にも取り組み、三重の豊かな自然と歴史を酒に映し出しています。2016年には伊勢志摩サミットで「伊勢錦山廃純米酒」が提供され、その独自の酒造りは国内外から高く評価されています。