焼酎
酒蔵について
1878年に再開創業された当蔵は、日本三大急流の一つである清流・球磨川のほとり、熊本県人吉市で焼酎造りを始めました。球磨川水系の良質な水を使用し、140年以上の歴史の中で製法を進化させながら、伝統を守り続けています。
杜氏として現代の名工および黄綬褒章を受章した吉行正巳氏を迎えた12年間で、現在の製法が確立。王道の焼酎造りとしてその技法は継承されています。1926年の「第一回全国酒類品評会」では名誉大賞を受賞、さらに1931年には昭和天皇への献上酒に選ばれ、感謝状を拝受しました。
伝統を重んじつつも、時代のニーズに応える革新を取り入れた商品開発にも注力。焼酎特有の苦みやえぐみを抑え、優しく飲みやすい味わいに仕上げています。手造りでありながら手頃な価格を実現し、多くの方に感動を与える酒造りを目指しています。「飲めばわかるこのうまさ」を掲げた焼酎は、幅広い層に親しまれています。