天山酒造は、1875年に製粉・製麺業を営んでいた七田ツキ・利三夫妻が、廃業した近隣の酒蔵から酒造業を引き継いで創業しました。今年で145年目を迎え、創業以来「不易流行」の精神を大切にしています。地元小城の自然の恵みを活かした品質本位の酒造りを基本に、時代に応じた革新的な挑戦を続けています。 天山酒造の酒造りには、天山の中腹から湧き出る清冽な伏流水が欠かせません。この水は鉄分がなく、カルシウムやマグネシウムを多く含んだ理想的な中硬水で、酒造りに適しています。また、酒米の80％は地元佐賀県産の山田錦やさがの華を使用し、2005年に設立した「天山酒米栽培研究会」を通じて、地元農家と協力し質の高い酒米作りにも力を入れています。 平成7年から社員による酒造りにシフトし、酒造りの転換期を迎えた同社は、伝統と革新を融合させた酒作りを目指しています。

周辺の蔵元/ワイナリー

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